天地始粛~てんちはじめてさむし 

ケアマネさんとのお茶タイム、べにたまき、甘い甘い
ケアマネさんとのお茶タイム、べにたまき、甘い甘い

午前中から降り出した雨。
台風は関東以北に向かうそうですが
フリルのように連れてきた前線が
きらびやかな雨音を鳴らして
西日本の季節も前に進めてくれています。
今日は帰りの電車でも
帰ってきての家の扇風機にも
ひやり感じた管理人です。

久しぶりに七十二候の本を紐解けば
昨日あたりから、二月から始まる暦の40番目
暑い気候がようやく落ち着きを取り戻す頃と。
二十四節季 処暑の次候にあたります。

管理人が生まれ育った富山では
おわら風の盆 という趣深い祭りがあります。
二百十日を おわら 出て踊る という歌詞の通り
三日三晩しゃっきりとした男踊りと、
あでやかな女踊りで踊りとおすのです
管理人は富山にいる頃には
全くこのお祭りに縁がなく
実家のある地域とは
雪解け水が走り落ちる峰でいえば、
ひとつか二つ隔てるにすぎぬほど
近くであるにも関わらず、
毎年8000人の人口の町が
見物客で膨れ上がるということも
あまり注意を払ってませんでした。

徳島の漁師町に住まい
ひょんなことから
大阪から移り住んでおられた女性のお世話をした際に
地域の方に教えておられた踊りの稽古に
お手伝いと称して参加させていただいて
この踊りや祭りを改めて知った
なんていういわくつきの祭りです。

徳島を離れて、Dと一緒に
両親をこのお祭りに連れて行ってあげたこと
思い出して 元気だった父の面影を追う頃です。

野分のまたの日こそ いみじうあはれにおかしけれ
と清少納言が愛でたという台風の翌日
この大雨がやんだら
少しまた暑さももどるのかしら
でも確実に
天地は無鉄砲で奔放な季節を終えて
本当に大切なものを
まるで前から知っていたかのように
するりと捕まえて
実りの季節へと向かっているようです。

写真は、今日夕方訪れて下さったケアマネさんと
お茶を楽しんだ時のお菓子。
ベニタマキ
恐るべし品種。
近所のケーキ屋さんの
ナッツを利かせたバターケーキに
ぶどうの甘さが負けてない。

追伸;そうそう、越中おわら節は
もともとあった土着の民謡に
都会からやってきた文化人が着目して
つややかな歌詞や歌に仕上げたとのこと
何かの際に読んだ気がします。
今の音楽でも印象的に使われる
胡弓という独特な音色を用いたのも
このあたりからと聞きます。

古きものと新しきものが出会うことで
魅力的な新素材が生まれる、
ということなんでしょうね。
まちづくりのお手本かもしれません。

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