アジの瞳に解をみる。

陽の光が欲しいとこでしたが
紅がそれぞれ幾重も重なれる haru

職場で仕事の合間に
掃除作業にかかりました。
勤務先の栄養士チーム
今年は時間に余裕ない中だし
それぞれ出勤した時にカバーしあえるか
年の瀬が始まっています。
患者さんとの面談
こちらに余裕がないと
寄り添う気持ちが足りない気がして
いつもよりぎこちない面談
ちょっと落ち込んだままの帰り道。
美しい。思わず撮影。

意を決して買い物に出ると
夕方なのに 目がきれいな子たちに会いました。
ぜいごと胸びれだけ切り落としながら
この子たちに我知らず話しかけます。

ー海のこと、知ってんでしょう?
ー私たちも 海から上がってきたから
ー懐かしくて
ー時々会いに行きたくなるんだよ。
ー大昔、あなたたちと出会って
ー競争していたかもしれないよね。

詞が生まれるのはこんなときだな
そんなしんとした 一人の時間。
だからわかるわかる。
この間見た映画の主人公が
小豆の声を聞く、という思い。
*****
エプロンをして出刃包丁を持って立つと
義兄に「本格的なことをしている」
と 見間違えられました。
娘っ子たちも普段エプロンをしない管理人なので
「なんでエプロンしているの?」
と口々に聞いてきます。
そうだよね、いつもは片手間みたいに
起き抜けのパジャマ姿か
仕事行く前の姿で台所に立ってるものね。

雲隠れにし南蛮漬けかな

夕飯で食べられるまでに仕上がるか
自信がなかったけど
せっかくできたし、と
仕事に出てしまった義兄とDをのぞいて
女子四人で囲む食卓に
おそるおそるアジも出してみました。
あとは砂肝と大根葉のパスタ。
義母が思いのほか
丁寧に南蛮漬けを食べてくれる姿に
ああ、そうか。
誰に認められるのを待つでもない
自分があるべき姿でいよう。
そんな風にすとんと
解が転がり落ちて来ました。

誰がために生きるか。
誰がために認められうるか
家族や仕事にとらわれると
時々見失いそうになる。
近ごろ、そんなことすら忘れていた。
今は大切な 思い直しの機なのかもしれない。

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