長く、温かい時間。

まとまらないまま作ると時間がかかるそれが弁当

月に一度の小児科の仕事に行くまでに
マルチタスクに押しつぶされそうになりつつ
ホコリだらけが嫌で
二階から階段までまで掃除機かけて
タイムリミットやとばかりに家を飛出し
西大寺で乗り換えた快速急行が
枚岡駅を過ぎたところで
急ブレーキがかかりました。

「人身事故」の当該車両に
初めて乗り合わせた管理人。
時刻は9時28分。
普通ならあと15分もあれば
職場最寄駅に到着するところが
車掌さんは車内放送で何度も
「かなりの時分がかかる見込み」
と知らせてくれています。

午後四時の昼食。

10時から30分ごとに予約をいただいており
遅れる、の一報を入れたあと
「電車事故から運航再開までの時間」
とググるなどして
午前の予約がつぶれる可能性を考えました。
予定を確認し、
もう一度職場に連絡をして
「来週の今日もう一度来られる」
事を伝え、場合によってはそちらに振り替えてもらえるよう
お願いして電話を切りました。
ほどなく医師に確認してくださった
受付事務の方から
そのように対応してくださる旨連絡をいただき
ひと息ついて 今度は電車の状況を見守ることにしました。
車内放送では、
気分が悪くなったら、一番後ろの車両まで来て車掌に伝えてほしい
との連絡や
完全に停車してしまい
エアコンも停まっているため
窓を開けて喚起を促す放送 それに
住宅地内を走る線路でもあり
線路内を様々な移動がありうるのか
「左のブラインドを下ろしてください」
に答えているとほどなく
「右のブラインドも降ろしてください」
との指示。

平日午前9時台の電車といえば
ラッシュアワーのピークは過ぎているけれど
午前中に予定や目的がある人たちが
思い思いに電車に乗り込んできているものだなと
今日感じました。
管理人と逆で
病院の予約の時間に遅れる電話
仕事の直行先への到着時刻が遅れそうな電話
お人との待ち合わせに遅れそうだ、との連絡
その一方で、このような必要な音声が時折控え目に
あちこちから聞こえる以外は
暴れもキレもせず 怒りもせず
おおむね穏やかな空気。
隣りに中途に空いていた席にも
気分が少し悪そうだった女性が座って
ほっとしたようですし
立っておられる若い女性たちも
替わろうかとこえをかけても大丈夫、と
おそらく管理人の前髪に交じる白髪を見て
遠慮してくださったに違いない。

それでもパンタグラフのチェックをされる方たちの
掛け合う声を聞いて
再開を待つ ほっとした雰囲気が流れたのは
事故が起きてからちょうど一時間でした。

徐行運転の上
当初予定から1時間半近く遅れ
目的の上本町の駅に降り立つと
とても体に力が入っていたことに気づきました。
職場に電話をすると
二人ほど来週にまわっていただいて
時間をずらして他の方はお話今日うかがえるとのこと。
事務員さんのご尽力に感謝です。

起こってしまったことを詳細に想像すると
気持ちが萎えてしまいそうですが
誰もが回りを思いやって過ごした一時間は
この国も捨てたもんじゃないよな
なんて思いをさせていただきました。

今日乗り合わせた方たちが
無事に一日を過ごされたことを願うばかりです。
写真は、全ての仕事を終えて職場を出て
昼食を食べ損ねたために寄った駅構内の
立ち食いおうどん。みそ風味が
北陸の冬を思い出させてくれます。

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