
お昼前に仕事に出る際に
合格発表を見に
京都市内に向かう娘っ子のために
お昼ご飯と交通費を
テーブルに残しました。
「どんな知らせも吉報だから
必ず連絡をしてね。」
「寒いから、暖かくしてでかけなさい」
そんなメモと一緒に。
仕事は一時から
二時半までは拘束を受ける
大阪市内の地域閉じこもり予防事業。
終わってなるだけ失礼のない範囲で
スマホで情報を確認しました。
中学校で習得すべき内容を
全てなし得ているとは思えないのに
高校への切符を手に入れた娘っ子
この環境下で頑張ったことへは
尊敬をせずにはいられませんが
まだやらなきゃいけないことが山積みなのは
紛れもない事実。
手放しのお祝いに
いろんな釘を刺さねばならぬのが
母親の役目。そうそう
昔、今はつぶれちゃったけど
目の前のスーパーのお菓子コーナーに
大好きなアニメキャラのフィギュアと
飴が一個だけ入ってる商品
絶対買ってあげなかったなあ。
パパが娘っ子の押しにあらがえず
しょうことなしに買ってやるのは目に見えてる。
だから私はストッパー。
絶対優しいママじゃなかったけど
絶対後悔なんてしなかった。
今日、早速に色々我慢してたもの
欲しがる娘っ子の要求に
嫌な役買って出たとき
10年以上前の
スーパーの店先とおんなじだな、と
ふっと笑ってしまった。
憎まれて何ぼの春や母の業(わざ) haru