ふるさとも父もはるかになりにけり。

酢玉ねぎとピクルスとハムにマスタードからめた。

金曜のクリニック出勤は

まさに飛び石な仕事日で

初めましての患者さんもおられるし

お話楽しみにされてる方もおられて

結構忙しい半日でした。

お弁当は今朝休ませてもらって

代わりに朝食に赤味噌汁とサラダ。

夕方の娘っ子のことでの予定は

Dが仕事やりくりできて

いってくれるのを確認し

イルクと夕方散歩に出ました。

二丁目公園のツツジが満開。

雨にきれいにしてもらって

わ~いお休みと言ってるみたい。

嬉しそうに花開いたようです。

高台から見える田畑に水が入り

夕焼けを映して

今日のフィナーレを演出します。

そういえば仕事から

帰宅途中に不意に沸き立った

切ない気持ちが

夕方までに

久しぶりにお会いできた方と

しばらく話をすると

和らげてくれているのに気づかされます。

書くこと話すこと思い出すことは

それにより涙を流すことも含め

grief careの有効な手立てにて

この感情のきっかけを

水が入りだした。

記録しておこうと思います。

*****

お父さん。お元気ですか。

緊急事態宣言でまた

このGWも富山に帰れません。

この春何度も吹いているという

井波風と

昨冬の豪雪に

あなたが遺した家と

あなたとお母さんの遺影が気がかりです。

今、スーパーをうろうろしかけ

ふふっとあなたとの時間が

心の水面に浮かび上がってきました。

病院通いやら入院手伝いやらで

顔を出すたびに過ごした時間。

ひとしきり家の用事をしてから

買い物に誘うと

雑多に整理された自室に

寝ころんでいたあなたは

こちらの方を見て

「行くか」と短く返事して

体をゆっくり起こし

胸ポケットにオーナーズカードやら滑り込ませて

ぽん と帽子をかぶっては

娘の買い物に

付き合ってくれていましたね。

そんな事急に思い出すなんて

この春もあなたの家に帰れないこと

だいぶこたえているなあ。

レジに並んでいても

思い出シアターが続いています。

支払いになるとすいっと前に出て

ここはいいから、というように

うなずく時だけは

病院に連れて行ってもらう患者の顔を忘れ

お父さんの顔に戻っていた。

重い物は子たちが来たとき、と

決めていたようで

必ずビールの箱や

ニッカウヰスキーを

カートに積んでいた。

帰りたいな。

あなたが生きていたころに

会いたいなあ。

ビール飲んで嬉しそうに笑う

あなたに。

いつまでも

あなたの娘のままです。

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