
朝からの大雨が小止みになったころ
滋賀に向けて車走らせました。
距離の関係で高速道路代は請求できないようだし
地道に山間を抜けるコースをとると
信号はないけど
茶畑や古くからありそうな集落が点在し
古くから通う道だと感じます。
あ~そうか。一号線を近江商人が京へ通ったなら
この道はお茶を買いつけたり
奈良や大阪へ直接向かったりする道だったのかなあ。
新快速の終点や
高速道路のインター名でなじんだ地名が
川の名前だったのか、なんてことにも気づいたりして。
新名神高速の高架を骨組みしているところもありましたし
増水した瀬田川にかかり
車のナビにはまだない令和の名前を持つ大橋も渡りました。
訪れた先の目の前には
苗が植わった水田が広がっていました。
このあたりも故郷と同じく早めに田植えしてるんだったな
季節を問わず実家へと足しげく通う道すがら覚えた
地域で暦が異なることを思い出させてもらいました。
心配した目の疲労感は小止みから雨上がりの曇天のおかげで
苦痛を感じ出す前に帰着することができたこともあり
やっぱり旅路は楽しいなと感じた半日でした。
茶畑をたなびく霞にいざなわれ haru
雲の跡語れと霞を茶がはじく haru