

推薦入試一日目の朝。
宿での食事ゆっくりいただいて
娘っ子を駅まで送ったあとは
朝の散歩がてら
街歩きにでかけました。

時折雨がぱらついては
ふぁっと日が射してきたかと思うと
さっと陰り
黙っておくように言われたのを
思い出した子どものように
曇り空が戻ってくる
これを繰り返すような天気でした。

だけど家並や造りに
なんとなく大陸の空気を感じたり
再開発の息がかからず
昭和の佇まいが残るかの
コンパクトシティぶりに
街全体で
昭和のテーマパークなんて
面白いかもなあなんて
思いながら歩いていました。

そうそう。
25年前に日帰りで訪れたであろう
温泉銭湯にも
行き当たり感激でした。

全国駅前銭湯情報、という
とてもマニアックかつうってつけの本を
大阪の旭屋書店の鉄道コーナで求め
18きっぷの旅に必携してた頃。
まさか25年も経ってから
娘っ子のために訪れた街で
再会できるなんて
あの頃は思いもよらなかったなあ。

宿のワーケーションスペースありがたく
パソコンも持ち込んでたのですが
仕事はなかなかはかどらないものですね。
ついついお昼のお店検索ばかり。

娘っ子は無事一日目終え
お昼を食べてからスイーツ食べたいなと。
でも結局宿のご近所で求め
部屋に戻って紅茶でいただくことに。
おいしい牛乳もまだあるしな。

なれない土地での外食はもう嫌だと
デパ地下で調達した海鮮たちを
宿の小さなテーブルにところ狭しと並べ
早々と寝入ってしまった金曜夜。
留守番組に連絡できなかったけど
大丈夫だったかなぁ。