
試験休みの娘っ子たちと朝食済ませ
イルクとゆっくり目の朝散歩に出ました。
いつもの遊歩道に出ると
眼下に、土を起こされた田が広がります。
長く続く寒さと乾燥で白くなっていた表土から
豊かなミネラルや無数の生き物を含んだ
柔らかな土壌に様変わりする
耕すという行為は本当に尊いなあ。
土が、やがて芽を出す種を待っている。
どうやってその子達が産声をあげるのに
自らの持ちものを投げ出せるかと考えながら
固唾をのんで見守っている。
さながらそれは
育ちゆく子たちを優しく見守る社会のようだ。
そんなことを感じた朝のひとときでした。
伸びゆく子たちに
厳しくも、必ず温かくあれますように。